ガンマブラスアンサンブル
1987年に筑波大学管弦楽団のメンバーによって結成された、金管楽器による室内合奏団。これまで、ルネッサンス時代の音楽からバロック、古典派、ロマン派、近代さらには現代に至るまで、幅広い作曲家の作品を取り上げてきた。編成についても、金管楽器のためのオリジナル作品はもとより、ピアノや弦楽器、木管楽器のための作品なども、独自の編曲により数多く演奏している。1997年には、日本アマチュアブラスアンサンブル組織(略称NABEO)主催のブラスアンサンブルフェスティバルにて、故フィリップ・ジョーンズ氏より、パーカー作曲「ニューヨークのロンドンっ子」のレッスンを直接受ける機会を得た。同フェスティバルコンサートで演奏したメシアン作曲「聖三位一体の神秘への瞑想」にてフィリップ・ジョーンズ賞受賞。また、2003年の同フェスティバルにおいて、元カナディアンブラスのトランペット奏者故フレッド・ミルズ氏より、グリッロ作曲「カンツォーナ第2番」およびバークリー作曲「アマング・ザ・リリーズ」の演奏に対して大いなる賞賛を受ける。同時にフレッド・ミルズ賞受賞。2010年8月には、フランスのリモージュおよび近郊で行われる金管打楽器の国際フェスティバル"Cuivres en Fête"にNABEO代表として派遣され、一週間にわたるコンサートツアーを行う。リモージュオペラおよび近郊の教会4カ所にて合計5回の演奏会を行い、いずれの会場でも大好評を博した。
メンバー
- Trumpet
- 和氣愛仁(わき・としひと)
- 大津留史郎(おおつる・しろう)
- 植野威一郎(うえの・いいちろう)※賛助
- 内田淳(うちだ・じゅん)
- Horn
- 比奈地信久(ひなじ・のぶひさ)
- Trombone
- 松村壮(まつむら・たけし)
- 柚木翔一朗(ゆのき・しょういちろう)
- 小金澤一美(こがねざわ・かずみ)
- Bass Trombone
- 関根一臣(せきね・かずおみ)
- Tuba
- 相馬誠司(そうま・せいじ)